ロングステイ体験記NO15

NewZealand Now
平成24年(2012)年5月12日〜6月11日[31日間]

5回目のニュージーランド
今回はニュージーランド第一の都市オークランドに一か月滞在しました。季節は冬ですがそれほど寒くありません。
これからニュージーランドでロングステイをと考えていらっしゃる方に少しでも参考になればと思ってこのページを制作しました。
   
 オークランド港は観光と貿易の一大港湾 328m南半球一のオークランドタワー


オークランドで過ごす
中心部CBD(central business district)のアパートメントOAKSレジデンスを予約しました。1ベッドルーム、コンチネンタルの簡単な朝食が付いて二人で一泊7,400円でした。
楽天トラベルで予約しました。38階建ての21階に案内されました。住むには十分な設備が整っています。
日本で日本語で手配し日本円でクレジットカードにより事前支払いし現地での追加支払いは全くありませんでした。
私たちの旅行のモットーは【最小の費用で最大の楽しみを】ですので今回の宿泊費はとても安く上がったと思っています。
     
 38階建てのOAKSレジデンス  オーブン・食洗機・ディスポーザーも完備のフルキッチン  前日部屋に届く二人分の朝食
これまで中心部CBDのアパートメントでは生鮮食料品の調達に苦労していましたが今春メインストリートのクイーンズ通りにcountdownとNEW WORLDの二大スーパーが開店し買い物がとても便利になりました。
オークランドでロングステイをされる方には、鉄道、連絡船、バス、商店街、デパート、スーパー等全てが徒歩圏内という中心部CBDのアパートメントがお勧めです。
   
スーパーcountdown  スーパーNEW WORLD
今回は2年前にニュージーランドを訪れた時より繁華街を歩くアジア系の人たちの割合がなぜか少なくなったような気がしました。
また、市内中心部を無料で回っていたcity circuitというバスが廃止され、ルートが大きく変わって一回0.5ドルのcity linkとして有料になっていました。
   
 クイーンズ通りの人の波  新設された有料のcity link


クライストチャーチは今
クライストチャーチは大地震から一年以上たってもなお余震が続き中心部はいまだに立ち入り禁止区域が残っており復興が遅れています。
日本の報道では現地のことがよくわかりませんでしたがあの大聖堂も取り壊されたそうです。このあたりの事情は日本語情報誌【Gekkan NZ】に詳しく載っていましたので許可を得て一部を転載させて頂きました。
 
日本語情報誌【Gekkan NZ】 H24(2012)年5月号と6月号より一部転載


ニュージーランドのテレビ事情
おりしも6月4日はエリザベス女王の誕生日(実際の誕生日は4月21日)で祝日でした。今年は女王在位60年(ダイヤモンドジュビリー)で盛大な祝賀行事が4日間にわたってロンドンで行われニュージーランドでは一日中生中継が各チャンネルで放送されました。
   
 1952年に即位され今年で60年  86才には思えない美しさ
今ニュージーランドのテレビはどのチャンネルも料理・グルメ番組が大ブームです。
素人の料理コンテストから発展したオーストラリアの番組【マスターシェフ】が火付け役で【ジュニア・マスターシェフ】ニュージーランド制作の番組【マスターシェフ・ニュージーランド】【マスターシェフ・ザ・プロフェッショナル】イギリス制作の【カム ダイン ウィズ ミー】などなど一日中これらの番組が放送されています。
   
 【マスターシェフ・ニュージーランド】の出演者  辛口の審査員
日本でいっとき世界遺産と温泉番組がブームになった状況とよく似ています。どの番組もかなりの視聴率でCM枠は完売です。民放出身の私としてはとてもうらやましく思えましたが果たしていつまで続くかという危惧もありました。
   
 【カム ダイン ウィズ ミー】の一場面  参加者の採点


うまいもの
出荷時期を迎えた特産のキーウィに異変が起こっています。カビの一種がキーウィの木を枯らして生産量が激減しているそうです。
買ってきたキーウィは何日たっても追熟せず、表面が干乾びて固く酸っぱいままでがっかりしました。しかし鶏肉とキングサーモンはとてもおいしく大満足でした。
     
 表面に皺ができたキーウィ  バターを塗ってオーブンで焼くと超美味 脂がのったキングサーモンステーキ


飛行機は快適に


飛行機に乗る時私は窓側の席に座るのが好きです。しかし最近の機種は窓側3人掛けが標準になりつつあります。夜行便ではせっかく窓側をとっても通路側の人が眠っていると起こすのが気の毒でついついトイレの回数が制限されて苦しい思いをします。
幸いニュージーランド航空は今も窓側2人席の機材が運行されています。関西空港発では便を選べば2人掛けに座ることができます。せっかくの旅行ですから運航機材選びも慎重にしたいものです。機種名は時刻表に明記してあります。

   
ニュージーランド航空B777型機 窓側3人掛け  ゆったりしている窓側2人掛けのB767型機
オークランド国際空港は日本からの便の到着時刻や日本への出発時刻はパスポートコントロールが大混雑します。オーストラリア線、韓国、中国を含む東南アジア線とダイヤが重なるためと思われます。国内線の乗り継ぎで時間がない時は遠慮せず係員に優先入国をお願いしてみましょう。
最近無料受託手荷物と機内持ち込み手荷物の大きさ制限が厳重にチェックされるようになりました。
無料受託手荷物の大きさは3辺の和が158cm以内、重量は23kg以内1人1個です。1kgでも超えると超過料金を請求されます。
問題は機内持ち込み手荷物です。大きさは3辺の和が118cm以内、重量は7kg以内、こちらも1人1個です。パソコンのみ別持ち込みが許されています。
常にパスポートコントロールの周辺で係員が何人も目を光らせていてバッグなどの大きさ、重量、個数の制限オーバーはどしどし摘発しています。あちこちでトラブルになっている光景を目にしました。十分注意が必要です。それでは良いご旅行を!
   
 オークランド空港国際線への搭乗口  預ける前に自分で重量チェック

(終わり


ページの最初に戻る

トップページへ戻る

【ロングステイ体験記の書棚】へ戻る



inserted by FC2 system