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平成14(2002)年9月15日制作


岡山市内の路面電車【ももちゃん】


      岡山市内の路面電車(旧型


今では全国的に少なくなった路面電車。
でもいわゆるチンチン電車に懐かしさを感じる人もたくさんいるはずです。
懐かしさばかりではありません。
岡山市の路面電車は地球温暖化防止や省エネを追い風に今旬を迎えているのです。
岡山市内の路面電車は岡山電気軌道株式会社(愛称オカデン)が今から90年前、明治45(1912)年5月に運行を開始しました。
最盛期は3路線で営業キロ数は6,1キロありましたが昭和43(1968)年番町線0,9キロを廃線とし、現在はJR岡山駅前=東山間、JR岡山駅前=清輝橋間の2路線5,2キロで営業しています。
モータリゼーションの驚異的な普及で昭和42〜43年ごろには運輸省や岡山県、岡山市などからも路面電車廃止の声が上がりました。
しかし時の社長松田壮三郎氏は頑強に廃止論に立ち向かい特に採算性の悪かった番町線を廃止したのみで以来35年間ひたすら市民の足として運行を続けてきました。
経営的には苦しいときもありましたがここに来て地球温暖化防止や省エネの観点から路面電車復権の動きが活発化したのです。
オカデンは現在22両の車両を持ち、1日183本を運転し平均10180人の乗客を運んでいます。
最近では路線延長論が公式に検討され超低床の新型車も導入されました。
それが【MOMO】です。市民は親しみを込めて【ももちゃん】と呼んでいます。


ももちゃん(正面) ももちゃん(側面)


【ももちゃん】は岡山県出身でJR九州の車両デザインを担当した水戸岡鋭治さんがデザインし台車をドイツに発注、車両は新潟鉄工所が製作しました。
デビューは平成14(2002)年7月5日でした。
人に優しい車両がコンセプトで乗降口は道路との段差を極力少なくしてあります。内部も木が随所に使われ優しい心遣いがうかがわれます。
お値段は2両1編成で2億4000万円です。


ももちゃんの運転席


超低床の乗降口 木製の座席


ぜひ一度乗ってみてください。 1回¥100と¥140の区間があります


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